ブルックリンスタイルは、アメリカのニューヨークにある行政区のひとつ「ブルックリン」を発祥としたインテリアスタイルのことです。ブルックリンは、もともと工場や倉庫が立ち並ぶ街で、マンハッタンなどと比べ家賃が安かったために、1990年代に入ると多くの若者やアーティストが集まりました。
彼らは、ブルックリンにある、レンガ造りの倉庫などをリノベーションして、住み始めました。このような背景から生まれたブルックリンスタイルは、古い倉庫、工場を思わせる無骨なデザインにすることがポイントだといえます。
壁や天井は躯体現しにして、コンクリートの質感を感じられるようにしたり、配管をむき出しにしたりするのもよいでしょう。賃貸などで工事ができない場合は、コンクリート打ちっぱなしのようなデザインの壁紙を貼るのもおすすめです。家具は、アイアン素材に木材を組み合わせたものだと、無機質で無骨な雰囲気を作りやすくなります。また、内装全体にはブラックやブラウン、グレーなどのダークカラーを取り入れるのがおすすめです。